ベロ？ペロ？エロ？

機動戦士ガンダムに登場したマスコット
ロボットのハロ。
似たような語感をもつものに妖怪人間べムに
登場したベロがあったので
「目を垂れ目気味に修正し、手も三本指に
換装して『早くMSになりたい！』とした
妖怪マスコット『ベロ』はイケるか？」
と考えたが、暑い時期に手間のかかりそうな
垂れ目加工に気が引ける。

妖怪人間ベロ→ベロ（舌を別の言葉で表現）→
舌を出したときの擬音「ペロ」とイメージが
連鎖したので、そのイメージに従って
ハロを組み立ててみた。

つぶらな瞳はケータイデコレーション用の
ハート型アクリルストーンを使用。
昔に見た海外アニメ「トムとジェリー」で
魅力的な女性をみると登場キャラ達の目が
“ボイン、ボイン！” と飛び出す描写を
思い出し、飛び出した瞳を表現するためと
位置決めピンの役割もかねたプラ棒を
通すために目をピンバイスドリルで穴開け。

穴開け途中でふと抵抗が弱くなったので
「どうした？」と思ったら、キットのハロの
中味と外装を固定するダボ穴の位置が
ほぼ目と同じ位置にあたるらしいと判明。

ここからドリル刃で 穴を開けたらプラ棒の 位置がきれいに揃う 模様

こんなことならオリジナルの目も残しておいて
差し替え式にしとくんだったと思ったが
あとの祭りである。
 
ハート型アクリルストーンにはサイズが
いくつかありキットの瞳を見てみたら
4ミリ台があいそうだがあいにく品切れ
だったので、6ミリのものを取り寄せた。
オーバーサイズの感もあるがデフォルメが
効いているということで良しとしましょ。

サフ吹き前のヒトコマ

メインテーマである舌はランナーの一部に
何箇所かある半丸形状部分を利用して作成。
パーツの指の先端を平らに削ったのち
ゲートにちかい先丸の半丸ランナーを
利用してつかみかからんとする
「ガオ～、ハンド」を作成。

舌に鉄片を、ボディにネオジム磁石を
仕込み、舌を着脱式に。

	目がハートなだけなら 何かに魅了された感じ？
	「ウヒョヒョ・モード 　発動！」の図

 
色はピンク系の色をということで薄めず使える
ファレホモデルエアーのSquid Pink を選択。

うすめた塗料で何層にも重ねてグラデーションを
つけていく "MAX吹き" は私には荷が重いので
コンプレッサー吐出量最大で塗料を吹き付ける
「マックス吹き」にて塗装。

塗料の取り皿に取った塗料の様子をみながら
うすめ液を注ぎそこからエアブラシのカップに
移し変えていたことを思えば、ボトルから
直接カップに注げるのは正直、衝撃モノ！
 
ハロの語感を活かしてベロ？ペロ？エロ？
どれにしようと迷ったがエロとするには
エロ度が物足りないので「HARO TYPE R18」
に決定。