スコープテング

　ザブングル以来、主役マシーンは乗り換えるのが定番。
そこで、スピードレーサーにも後継機をということで、1980年代に
組み立てたターボカスタムの脚部パーツを付け替えようと思ったのが
最初。
しかし、流用を予定していた脚部パーツをなんだかんだで紛失。
ストックを卸すとなると、ボディパーツが余ってしまう。
それならば一体、新しく作ってしまえと組み立て出来あがったのは
こんな感じ。

　OVA「ザ・ラストレッドショルダー」発表当時ならともかく、今では
ターボカスタムは標準仕様機の感じがあるので、脚部ブースター以外に
レーシングチームが独自に装備させたレース用ブースターを装着したい
と思い、使えそうなパーツを物色しに行った先でニチモのガウォークと
スーパーバルキリーをゲット！
ガウォークの可変翼をいじりながらどう利用しようかと考えていた
ところ、折り畳んだ状態の翼から天使を不意に想起する。
しかし、イメージするレースはなんでもありのダーティな感じなので、
天使よりは善悪どちらともつかない天狗がいいだろうということで、
組み立ての方向性が決定。
鼻は路面状況を探知するレーザースキャナみたいな走行支援装置という
設定で。
鼻を装着させると三連スコープと干渉するので、目として使えそうな
モールドのあるジャンクパーツを流用してデュアルスコープ化。
肩に丸いディテールを付加してスピードレーサーとの差別化を図る。

　

「背部ブースター展開！」の図。
　

　ベースが天狗なのでカラーリングは、レーサーよりも修験者・山伏
みたいな感じ（少林寺拳法の拳士が演武などあらたまった席にて着用
する道衣の上に着る黒いやつといえば思い浮かべやすいか？）を
イメージして塗り分ける。
昔の冠位で紫は上位者の色だったようなことを思い出したので紫を
ベースカラーとした。
切れ長のデュアルスコープが醸し出す妖異な風貌から、搭乗者は
「敵か、味方か？」の謎キャラ的な位置付け（？）。

　ターボカスタムが天狗になったら次はマーシィドッグを河童化か？！